松嶋先生　生まれ持った体質は人それぞれ

流行りのダイエットの落とし穴

今まで、流行りのダイエットを試したが全く効果が出なかったことや、すぐにリバウンドしてしまった経験はありませんか？
それは、そもそもあなたの体質に合っていなかったからかもしれません。

以前のコラムで、ダイエットの成功とは、ただ体重を減らす事や辛い食事制限をすること、闇雲に運動をすることでもなく、太っている原因に目を向け、それを解消・改善することだとお話ししました。
さらに細かくお話しすると、太っている原因の５〜６割は生まれ持った体質（遺伝子）にあり、残りは現在の生活習慣にあると言われています。

まず、現在の生活習慣から見ていきましょう。食生活や生活スタイルに何か問題がある場合は、なんらかの症状が体に現れているはずです。
例えば、肌荒れや肩こりがひどかったり、生理痛が重かったり、手足の冷えが気になったり。そのような症状がある場合は、血液がドロドロになることにより、太っている可能性があります。

普段の生活で、食べ過ぎや運動不足に心当たりはありませんか？
または、ストレスによるものかもしれません。こういった症状は、血をサラサラにする食材（玉ネギ・しょうが・黒酢・オリーブオイル等）を積極的に摂ったり、ウォーキングやストレッチを行ったりすることで改善することができます。
一度自分の体の症状を探してみてください。

そして５〜６割と、大部分を占める「遺伝的体質」ですが、これは専門機関によって調べることができるようになりました。
遺伝子によって、太りやすい食べ物や効果的な運動法は人それぞれ異なります。LUNONでは、ダイエットに関連する最も影響力の大きい３つの遺伝的リスクである、「糖代謝リスク」「たんぱく質リスク」「脂質代謝リスク」の高さを検査し、そのバランスから食生活・運動・その他のライフスタイルをアドバイスしています。

「あれが良い」「これはダメ」といったアドバイスではなく、優先順位をつけ、「具体的に何から始めれば最も効率が良いのか」をわかりやすく説明します。
遺伝子は一生変わらないものなので、ダイエットを始める前にまず調べておくといいでしょう。

大切なことは、芸能人や友達ではなく、“あなたが”痩せる、それも効率よく、少ない努力で効果が出る方法を探すことです。自分を理解することから始め、もう無駄の多いダイエットは終わりにしましょう！