田嶋先生 秋のキレイケアは辛味と潤い!

ビューティーカタリスト 田嶋 直美 先生 34

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美しいのに柔らかい雰囲気ですべを包んでくれそうなオーラをもつ田嶋先生。美に関しての関心から多くの資格や知識を身につけ、ついには薬学部まで入学するほど色々な事を探求し続ける田嶋先生に内面と外面の両方が美しくなる為のアドバイスをいただきます!

秋のキレイケアは辛味と潤い!

乾燥をうるおいに変えていくセルフケア

田嶋

こんにちは。
ビューティーカタリスト® 田嶋直美です。

季節は秋へ刻一刻と変化しております。
秋は大気が乾燥するため、皮膚のかさつきや鼻炎など
呼吸器系のトラブルがおきやすい季節といわれております。

女性はあまり歓迎したくない「乾燥」が気になる季節到来ですね。
乾燥した髪、乾燥した肌、乾燥した唇、乾燥した目・・・
この乾燥を潤いに変えていくセルフケアが”秋のキレイケア”の一つです。

秋の乾燥で起きるダメージを未然に防ぎ、大気の乾燥から影響を受ける肺や大腸を補う 働きを持つのが「辛み」食材です。
玉ねぎ・ぎんなん・にら・里芋・大根
大根は涼性になりますが(他は体を温める温性)熱を加えて調理してすると 性質までは変わらなくても「涼」和らげてくれますのでご安心を。

そして、秋の乾燥の起点でもある「肺」を潤す食べ物が、あのジューシーな果物!梨です。
水分をたっぷりと含みシャリシャリとみずみずしい梨は、
肌に潤いを与え、喉の渇きを止め声がれや咳を止める効用があるとされています。
他には、やまいもや柿なども肺を潤してくれます。
(柿は体を冷やすので食べ過ぎには注意ですね)

ちなみに私は、肺・大腸に影響が出やすい秋タイプ。
バランスを崩したときは「乾燥・呼吸器系・免疫系」に直ぐに不調がでてしまうのです。

乾燥、アレルギー(鼻炎)、風邪
私の3大トラブルです。

そのため季節を問わず、年中ここは自分の美を守るために必要なケアとして意識しております。

梨のシーズンでないときは、山芋や白キクラゲ・松の実など(白い食べ物)潤いケアとして意識的に摂るようにしています。

ということで、個々の心と体の個性に合わせたベースケアをしながらも、自然との調和で季節の養生をすることがベストケアスタイル!
旬の食べ物は栄養価もエネルギーも、パワフルなスーパーフードです。

ぜひ、美しさのエッセンスとして、積極的に摂りましょう!
《本日のまとめ》
旬の食べ物は折々に体が必要とする養分を十分に備え、その時期におきやすい症状を 防ぐ働きがある。
秋は肺や大腸を補う辛みと肌(肺)を潤す梨が乾燥を補うエッセンスになる。
では。

プロフィール

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ビューティーカタリスト

田嶋 直美たしま なおみ

大分県大分市生まれ。ファッションやヘアーメイクなどの外見の美しさに始まり、アロマテラピーや薬膳などの内面の美しさを探求。さらに、普段の食べ物やカラダにつける化粧品などがどのようにカラダに作用するのかを専門的に学べる薬学部にまで入学。今もなお続く「美」への探求は15年以上にわたり、これまで習得した知識や技術は100を超える。「美」への探求をしている中で、かつての自分がそうだったように、美意識が高いだけに世の中にあふれつづける情報に流されてしまう「ビューティー難民」(自分にあわない美容法でムダな時間とムダなお金を使ってしまう)を救うため、ビューティーカタリストとして活動。15年間に渡り培ってきた美に関する知識と技術で、一人ひとりにあったその人を一番美しくする美容法を提案。のべ100名以上の女性から「どんなプロに聞くよりも確かで納得できる美容法を教えてもらえる」と感謝されている。
HP(http://beauty-catalyst.com/?bd)