田嶋先生 美をつくる3つの脳とは

ビューティーカタリスト 田嶋 直美 先生 23

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美しいのに柔らかい雰囲気ですべを包んでくれそうなオーラをもつ田嶋先生。美に関しての関心から多くの資格や知識を身につけ、ついには薬学部まで入学するほど色々な事を探求し続ける田嶋先生に内面と外面の両方が美しくなる為のアドバイスをいただきます!

美肌は食事やスキンケア以外でコントロールされていた!?

美をつくる3つの脳とは

田嶋

こんにちは。
ビューティーカタリスト 田嶋直美です。

美しい肌は日々の食事やスキンケアでつくられますが、
実は脳によってもつくられるのです。

もっといえば、肌の状態は神経のバランスによって左右されるのです。

では、『3つの脳』とは、それぞれ身体のどの部位のことをさしているかお分かりになりますか?
もちろん一つは頭の中の『脳』そのものですね。

もう一つはここ数年とくに注目されている第二の脳といわれている『腸』です。

そしてもう一つは何だと思いますか?
それは美肌そのものである『皮膚』です。

脳以外の2つの部位が『脳』といわれる理由は、感情とのつがりが深い臓器だからです。

ということは、感情をコントロールできれば3つの脳をコントロールでき、
また、感情の動きによって3つの脳が左右されるのです。

こうなりますね。
具体的にどのようなことかといいますと、怒りや不安や悲しみなどマイナスの感情のときは、肌は絶好調とは決していえない状態になります。
肌はくすみハリは失われ、乾燥やシワを招きやすい状態に。
また敏感肌にもなりやすい状態ですね。

肌の血色はよくハリツヤも期待できます。
健康的な心とともに健康的なお肌に傾いていきやすい状態ですね。

腸のつながりもしかり。
美しい腸は健康的な心の状態へと導いてくれます。
心が乱れているときや長い時間マイナスの感情が続くときはお肌が揺らいでしまう。
もちろん個人差がありますので単純に、脳の状態=肌状態といいきることは難しいところではあります。
人によって揺らぎ幅はちがいます。
それは同じ出来事が起きても人によって心の負担もちがうように肌への影響も幅があります。

ただ、心の変化や状態で肌や腸に少なからず影響するのは確かです。

皮膚を科学的な視点からみると、『皮膚の表現作用』というものがあります。
これは皮膚の7つの生理作用の中の一つです。

【皮膚の生理作用】
① 体温調節作用②皮膚の知覚作用③皮膚の呼吸作用④皮膚の表現作用⑤皮膚吸収作用⑥皮膚の保護作用⑦皮膚の分泌および排泄作用
これは精神状態が肌に現れることを説明しているのです。

実はシワにも脳(感情)が影響します。
筋肉と脳(神経)はつながっているからです。

感情の変化が神経によって表情筋につたえられ、筋肉の伸縮によって表情あらわれます。
イライラしていたり、物事を真剣に考えているときは眉間にシワがよりやすく、楽しくて思いっきり笑っているときは目尻に。
また人によって感情の変化でつくられる 表情のクセもあります。

この動作が長年繰り返されるとお顔に刻まれた表情ジワとなるのです。
また感情と神経のつながりから血管の収縮にも影響しますので肌のくすみや透明感に影響します。
他にも数々の影響が科学の視点からも考えられますが、ここで伝えたいのは感情をコントロールさえできれば美肌とつながりの深い脳と皮膚と腸をコントロールできるということです。

美しい女性に肌のキレイな方が多いのは感情のコントロールが上手だから!?
ここからも説明ができますね。

健康的な心の状態は健康的な肌や腸をつくる。
今よりも美しくなるための美容法の一つですね。
では、また。

プロフィール

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ビューティーカタリスト

田嶋 直美たしま なおみ

大分県大分市生まれ。ファッションやヘアーメイクなどの外見の美しさに始まり、アロマテラピーや薬膳などの内面の美しさを探求。さらに、普段の食べ物やカラダにつける化粧品などがどのようにカラダに作用するのかを専門的に学べる薬学部にまで入学。今もなお続く「美」への探求は15年以上にわたり、これまで習得した知識や技術は100を超える。「美」への探求をしている中で、かつての自分がそうだったように、美意識が高いだけに世の中にあふれつづける情報に流されてしまう「ビューティー難民」(自分にあわない美容法でムダな時間とムダなお金を使ってしまう)を救うため、ビューティーカタリストとして活動。15年間に渡り培ってきた美に関する知識と技術で、一人ひとりにあったその人を一番美しくする美容法を提案。のべ100名以上の女性から「どんなプロに聞くよりも確かで納得できる美容法を教えてもらえる」と感謝されている。
HP(http://beauty-catalyst.com/?bd)