田嶋先生 大人の女性に必要な化粧のポイントは?

ビューティーカタリスト 田嶋 直美 先生 14

田嶋先生顔写真

美しいのに柔らかい雰囲気ですべを包んでくれそうなオーラをもつ田嶋先生。美に関しての関心から多くの資格や知識を身につけ、ついには薬学部まで入学するほど色々な事を探求し続ける田嶋先生に内面と外面の両方が美しくなる為のアドバイスをいただきます!

大人の女性に必要な化粧のポイントは?

メイクしたままで寝るわ。夢の中で会う男のためよ                      〜レディ ガガ〜

田嶋

こんにちは。
ビューティーカタリスト 田嶋直美です。

この言葉は極端かも知れませんが、どんな瞬間でも、そしてどんなシーンでもガガ自身の『美しくみせたい、美しく在りたい、女でいたい』という想いがすごく伝わってきます。

女性は美しく在るべきですし、異性を意識して惹きつける要素の一つとしても、そして自分のためにも、美しさはとことん求めて良いと思うのです。
だって、女性として生まれてきたのですから。
『美』という情緒に浸って女性としての人生を楽しむことが美しさの源でもあるのです。

化粧の歴史は長く古代エジプトの王族のステイタスの象徴として化粧文化は始まったと言われています。その後、中世ヨーロッパとその時代毎に様々なメイク法が取り入れられてきました。

また、時代によりそれぞれの国で流行の化粧も変化してきました。 その中でも昨今の日本ではナチュラルメイクが高く注目されています。 ナチュラルメイクとは、より自然な状態で化粧をしていないかのように仕上げていくメイク法です。実際はテクニックも必要なメイクなのです。
そもそも化粧とは、私たちの素材(顔)をもとに、様々なアイテムを肌の上に足して行きながら、今よりも美しくみせる美容法です。

肌色を良くみせたり、欠点をカバーしたり、各パーツを魅力的にみせたりと、女性の美しくありたい想いが形になったオシャレの一つです。
いわゆる肌の“ファッション”ですね。

化粧は年代に応じて意識するポイントも変わってきます。
今回は大人の女性に必要な化粧のポイントを一つお伝えいたしますね。

それは『艶』です。
艶は乾燥したパサつきとは対極にあり、相手に与える印象としては、瑞々しさ、色気、余裕、しなやかさ、優雅さ、華やかさ…。
これらの印象を化粧でつくることで全体の雰囲気に『艶』を足すことができるのです。

艶やかな女性、憧れますよね。
それでは、大人の女性に必要な『艶』をつくるメイクアイテムをいくつかお伝えしていきます。

メイクでは、基本的に2パターンから艶をつくることができます。
パターン1・パールやゴールドなどの細かいミネラル粒子が配合された化粧品
パターン2・水分を多く含む化粧品


これらが光の反射と油分と水分バランスで艶を作り出すのです。
今回は肌土台から艶肌をつくる方法ではなく、あくまでも肌の上にのせるだけで艶をつくり出すアイテムのご紹介です。

● ファンデーションは、リキッドやクリームジェルなど水分を多く含むタイプ(粉以外。各種ブランドにより個性あり)。

● チークやアイシャドウも同じくクリームやリキッド、ジェルタイプ(細かいパールやゴールドなどのミネラル入りのパウダーでもある程度は出ます)
※目元は特に濡れ感をつくるとより魅力的な目元に仕上がります。

● ルゥージュはマットタイプを選ばなければ大体のモノで艶がでます。艶に特化したタイプがいわゆるグロスですね。

艶メイクの注意点

艶メイクで気をつけていただきたいのが、艶とテカリのバランスです。
乾燥や体調によって皮脂分泌が高まっているときは、艶がテカリに移行しやすい危険な状態です。その日の肌状態を見ながら加減して行きましょう。
艶からテカリに移行してしまったときは、化粧スポンジで余分な油分をとりさり全体を馴染ませてあげると、キレイな艶メイクは維持できます。

ということで、大人の女性に必要な『艶』を、『メイク』から意識してぜひ取り入れてみてくださいね。

瑞々しさや色気をまとえる『艶』です。お顔のどこかに意識的につくって見てくださいね。
気持ちが加わる(意識的)とさらに身体も反応してくれますから。
雰囲気から艶を感じる女性になるためにも、先ずは外見美からアプローチして行きましょう。

プロフィール

田嶋先生プロフィール写真

ビューティーカタリスト

田嶋 直美たしま なおみ

大分県大分市生まれ。ファッションやヘアーメイクなどの外見の美しさに始まり、アロマテラピーや薬膳などの内面の美しさを探求。さらに、普段の食べ物やカラダにつける化粧品などがどのようにカラダに作用するのかを専門的に学べる薬学部にまで入学。今もなお続く「美」への探求は15年以上にわたり、これまで習得した知識や技術は100を超える。「美」への探求をしている中で、かつての自分がそうだったように、美意識が高いだけに世の中にあふれつづける情報に流されてしまう「ビューティー難民」(自分にあわない美容法でムダな時間とムダなお金を使ってしまう)を救うため、ビューティーカタリストとして活動。15年間に渡り培ってきた美に関する知識と技術で、一人ひとりにあったその人を一番美しくする美容法を提案。のべ100名以上の女性から「どんなプロに聞くよりも確かで納得できる美容法を教えてもらえる」と感謝されている。
HP(http://beauty-catalyst.com/?bd)