雨宮先生　夏ランの注意点

運動指導者訪問サービスWINGSPRINT 雨宮　清貴　プロラニングトレーナー 24

私たちのライフスタイルの一部になりつつあるランニング。ダイエットや健康のためにランニングをしている人も多いと思います。ご自身も100km以上のウルトラマラソンに出場したり、幅広い年代への指導を行っている雨宮先生に、ランニングをする方々に向けてのアドバイスをいただきます！

夏ランの注意点

水分補給と共に塩分の補給も忘れずに

こんにちは‼宇宙一ランニングを愛するプロランニングトレーナーの雨宮です。
最近は、かなり気温が上がってきていますが体調は崩していないでしょうか？この時期は、夏に向けてダイエットをしている方が非常に多いですね。そこで、夏ランの注意点をいくつか書いていきたいと思います。

まず、夏場は気温が高くなり、軽く走るだけでもかなりの体力を消耗します。それに加え、高温多湿の梅雨の時期は、汗が蒸発しにくく、体温も下がりづらいので長時間のランは控えるようにしましょう。
疲労が抜けるのも遅くなり、定期的に走ることは困難になります。身体作りのポイントは、何を行うかも大事ですが１番は継続して続ける事です。

気温が高い日は、朝や夕方以降の涼しい時間帯にトレーニングを行いましょう。どうしても日中しか時間のない場合は、走りと歩きを交互に行ったり、距離ではなく時間を決めて身体の様子を見ながら負荷をかけていきましょう。
水分補給と共に、塩分の補給も忘れずに行って下さいね。外で走るのが少なくなる分は、筋トレ等も一緒に行えるといいですね。

柴又100㎞大会

フルマラソンやハーフマラソンはオフシーズンですが、現在はウルトラマラソンのシーズンがスタートしています。ウルトラマラソンは、フルマラソン以上の距離を走るマラソンの事を言うのですが、1番人気の高い距離は100㎞だと思います(笑)。

現在は、そんな100㎞マラソンも大会によっては抽選となる場合もあったり、先着順の大会に関してはすぐに募集が締め切られる事もあります。

先日の事ですが、私も柴又100㎞という大会に出場しました。
大会直前にケガをしてしまい、その影響で思うように走ることはできませんでしたが、100㎞という距離の感覚を思い出すことが出来ました。
まだシーズンが始まったばかりなので、今回の反省を次に活かしていきたいと思います。

ちなみに、今回の100㎞では約6000kcalほど消費したので、理論上は脂肪が約800ｇ落ちたことになります(笑)
脂肪を燃やすというのは非常に大変ですので、トレーニング、食事、睡眠をバランスよく、尚且つ継続的に行っていきたいですね。

プロフィール

運動指導者訪問サービスWINGSPRINT /　プロランニングトレーナー

雨宮 清貴あめみや　きよたか

ランニングコーチとして、マスターズ陸上選手、市民ランナーのトレーニング指導を担当。その他に、子供への走り方指導等、幅広い年代に対し指導を行う。自らも、100㎞以上のウルトラマラソン、トレイルレースに出場し、競技者には、より実践に近い形で指導を行っている。
ホームページ(http://wingsprint.net/)