雨宮先生 オリンピックを楽しもう!

運動指導者訪問サービスWINGSPRINT 雨宮 清貴 プロラニングトレーナー 15

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私たちのライフスタイルの一部になりつつあるランニング。ダイエットや健康のためにランニングをしている人も多いと思います。ご自身も100km以上のウルトラマラソンに出場したり、幅広い年代への指導を行っている雨宮先生に、ランニングをする方々に向けてのアドバイスをいただきます!

40歳で100mを9秒93

オリンピックを楽しもう!

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こんにちは。宇宙一ランニングを愛するプロランニングトレーナーの雨宮です。
オリンピックが開幕です。
非常に楽しみですが、中でも注目は、陸上男子100mに登場するキム・コリンズ選手!!
コリンズ選手は、現在40歳ですが、今年6月に100mを9秒93の自己ベストで走りました。40歳で9秒93・・・凄いとかそういうレベルではないですね!!

2003年には世界選手権で金メダルも獲得し、オリンピックはこれで5度目だそうです。
初出場は、1996年のアトランタオリンピック。私は、当時9歳でしたね(笑)
それから20年経った今も現役で、しかも世界トップクラスで走っています。

年齢は言い訳に出来ないですね!!
コリンズ選手には、是非メダルを獲得してほしいですね!!

野辺山高原100㎞マラソン完走記 最終回

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先月のコラムに引き続き、5月に出場した野辺山高原100㎞マラソンの完走記を書きたいと思います。今回は、いよいよ最終回です。

アクシデントによる足の痛みや暑さで大変でしたが、ようやく71㎞地点に到着しました。
足は既に限界でしたが、野辺山100㎞はここからが1番キツくなります。

70㎞からは、約80㎞地点まで最大の難所である馬越峠を走ります。
ひたすら続く激坂に心が折られそうになりましたね。
ここでは、ほとんどのランナーが走らずに歩いていました。

何とか坂を登っても、そこから今度は激坂を下ります。足への負担が凄く、まともに走る事は出来ませんでしたが、無事に下ることが出来ました。

残り20㎞は、緩やかに10㎞ほど下ったら、今度は、また登りを走る事になります。
周りを走っていたランナーの皆さんは、非常に諦めが悪く、どんなに辛くてもしっかりと走っていました。

自分のほうは、両足の感覚はほとんどなくなり、危ない状態が続いていましたが、残り3㎞の距離表示を見て少し元気になりました。
フォームはバラバラだったと思いますが、とにかく最後は前に進むことだけを考えて走ったわけです。

最後の最後での緩い登りは精神的にかなり苦しかったですが、無事にゴールに辿り付くことが出来ました。
アクシデントはありましたが、そんな中でも、100㎞マラソンの中で日本一過酷と言われている野辺山を走り切れたのは今後の自信になります。

10月は、160㎞のトレイルランを走ります。既に準備を進めていますが、現時点では不安しかありません(笑)また新しい領域を見てみたいと思います。

プロフィール

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運動指導者訪問サービスWINGSPRINT / プロランニングトレーナー

雨宮 清貴あめみや きよたか

ランニングコーチとして、マスターズ陸上選手、市民ランナーのトレーニング指導を担当。その他に、子供への走り方指導等、幅広い年代に対し指導を行う。自らも、100㎞以上のウルトラマラソン、トレイルレースに出場し、競技者には、より実践に近い形で指導を行っている。
ホームページ(http://wingsprint.net/)