雨宮先生 東京マラソン対策 その②

運動指導者訪問サービスWINGSPRINT 雨宮 清貴 超長距離ランニングコーチ 07

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私たちのライフスタイルの一部になりつつあるランニング。ダイエットや健康のためにランニングをしている人も多いと思います。ご自身も100km以上のウルトラマラソンに出場したり、幅広い年代への指導を行っている雨宮先生に、ランニングをする方々に向けてのアドバイスをいただきます!

東京マラソン対策 その②

世界一過酷な南極マラソン

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皆さん、こんにちは‼ランニングコーチの雨宮です。

12月に入り、本格的に寒くなってきましたが体調など崩されていないですか?
寒くなると、外で走るのも億劫になるかと思いますが、世界には日本の寒さなど比べ物にならない環境でマラソンレースが行われています。
それは、世界一過酷と言われている『南極マラソン』です‼

平均気温マイナス10度~20度の中を、7日間で250㎞走破するレースです。
しかも、南極マラソンに出場するには、『サハラ砂漠マラソン』『アタカマ砂漠マラソン』『コビ砂漠マラソン』の3つのうち2つを完走していなければならないとのことです。
サハラマラソン等も、距離は250㎞です。

東京マラソン対策 その2

東京マラソン開催まで、残り3ヶ月を切りました。今回は、スタートである東京都庁から10㎞地点である日比谷までの対策について書いていこうと思います。

スタートから5㎞(飯田橋)

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東京マラソンのコースは、全体を通して平坦で非常に走りやすいコースです。
ただ、平坦で走りやすい反面、身体が温まると自然とペースが上がってしまい、後半きつくなってしまう可能性があるので注意が必要です。

スタートから約5㎞地点である飯田橋までは、緩やかな下りが続きます。
ここでは、あまりペースを上げ過ぎずに、しっかりと身体を温める為のウォームアップにしたほうが良いでしょう。

ここが、1つ目の関門となりスタートの号砲(9時10分)から1時間20分で閉鎖となるので後ろのスタートブロックから走るランナーの方は気を付けましょう‼

5㎞から10㎞(日比谷)

この区間も緩く下りながら、少しずつ平坦になっていきます。
ここでもペースは一定に保つのを心掛けましょう。気温にもよりますが、この辺りからトイレに行きたくなる方も増えてくると思います。
スタート前は混雑し、トイレに行けない場合があるので、関門の閉鎖まで余裕のある場合は早めに行っておきましょう。

1つ注意がありますが、後ろのブロックからスタートした方は、この辺りでは行かないほうが良いと思います。ただでさえスタート時にロスをしているので、関門に間に合わなくなります。
こちらは、11時4分に閉鎖となります。

今回は、ここまでです。次回も東京マラソン対策について書いていきます‼

プロフィール

雨宮先生プロフィール写真

運動指導者訪問サービスWINGSPRINT / 超長距離ランニングコーチ

雨宮 清貴あめみや きよたか

ランニングコーチとして、マスターズ陸上選手、市民ランナーのトレーニング指導を担当。その他に、子供への走り方指導等、幅広い年代に対し指導を行う。自らも、100㎞以上のウルトラマラソン、トレイルレースに出場し、競技者には、より実践に近い形で指導を行っている。
ホームページ(http://wingsprint.net/)