ウエストを引き締めるコツは・・・②

一般社団法人 気のかたち 代表 高橋 拡 気功的QOL改善インストラクター 05

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気功を基本にヨガ、太極拳、ピラティス、武道等の要素を取り入れながら独自の方法で、人々の心と体を健康にするサポートをしている高橋先生。心と体が健康であることがダイエットの基本!高橋先生に、QOL(クオリティオブライフ)が改善・向上するためのアドバイスをいただきます!

ウエストを引き締めるコツは・・・②

深い呼吸とは?

ウエスト

前回のコラムの続きです。さて、ウエストを引き締めるポイントとは!?
(前回のコラムはこちら)

よく深い呼吸をするために腹式呼吸の話をされる方が多いです。もちろんそれでも深い呼吸はできますが、より深い呼吸をしていくには身体の背面、背中や腰が動いてくるとより深い呼吸ができます。

腹式呼吸をしている方のお腹の動きを見ていると、多くの方がおへそより上のお腹の辺りが動いていて、ヘソより下、下腹部はあまり動いていない方が多いです。それだと深い呼吸とはまだ言えません。

では下腹部をより動かした呼吸は「腰」で呼吸をすることです。

呼吸は身体の前面だけが動くのではなく、背面も動いています。風船のように膨らんで呼吸をすることができます。
多くの方は前面ばかりが動き、背面が動いていません。背面が活用されて呼吸ができると下腹部がより動きやすく、内蔵も刺激され、お通じにも良かったりします。
背面を活用した呼吸とは逆複式呼吸となります。
吸った時に、お腹が凹んで腰が膨らみ、吐いた時にお腹が膨らんでいきます。深層筋が動きやすいので、お腹周りが自然と活用され、ウエストも引き締まりやすくなります。

呼吸

具体的に深い呼吸をしていくには?

日常的に呼吸を深くしていくポイントは3つです。
①姿勢を整えること
姿勢が悪いと、お腹も上手く腰も動きません。気管を圧迫して、隙間が狭くなり、肺にも空気が入りにくい状態になります。

②肩、胸、腰などの力が抜けていること
力が入っているというのは筋肉を使っている状態ですので、酸素の無駄な消費がおき、呼吸が浅くなります。さらに上手く動かすことも困難になります。

③呼吸法をして、日常的に逆腹式呼吸ができる状態をつくる
慣れていない方がいきなり、逆複式呼吸で暮らそうとも思っても中々できません。自転車を乗れるようになるのに練習をしたように、呼吸も練習をして上げると、身体が動きを覚え自然にできるようになります。

生きていれば必ず、息をします。

今回はダイエットに関してのお話のみですが、呼吸を整えていくと心と身体に様々な変化を起こします。

呼吸が深くなると
◯イライラが減る
◯疲れからの回復が早くなる
◯疲れにくい
◯お腹に脂肪がつきにくい
◯集中力がつきやすい

もしあなたが深い呼吸を日常的にできるようになると、あなたの生活、人生に深みをもたらしてくれることでしょう。

次回はより具体的な呼吸法をいくつかご紹介していきたいと思います。

読んで頂き、ありがとうございました!

プロフィール

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一般社団法人 気のかたち/代表・気功的QOL改善インストラクター

高橋 拡たかはし ひろむ

1983年生まれ。一般社団法人気のかたち代表理事。東京療術学院気功講師。気功的QOL改善インストラクター。気功を基本にヨガ、太極拳、ピラティス、武道等の要素を取り入れながら各地で「自分で自分の健康を創る」サポートをしています。気功を各地で1000人以上の方に伝える。姿勢、呼吸、睡眠、食、歩き方等日常生活で行う習慣を整えていくことで、自分自身をコントロールする方法を習得していき、自然治癒力、免疫力を最大限に引き出し、QOL(クオリティオブライフ)が改善・向上していくようにお伝えしている。
気功等の伝統文化を時代・社会・未来に必要とされ活用とされていくかたちを創造することを理念に、うつ病、自殺などのメンタルヘルス問題、高齢者の健康問題、セラピスト、インストラクターなどの働く場づくりをすべく活動しています。各種健康セミナー、法人向け出張朝活気功レッスン、介護予防教室、指導者養成等をしております。
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