松田先生 あっため食材で代謝アップ!

養生コンサルタント 松田 惇 先生 06

松田先生顔写真

薬剤師のお仕事をしていた時の経験から漢方の世界に入り、アロマインストラクターの資格も持っている松田先生。色々な方へのカウンセリングを通じて体質を改善して根本から健康にする為の色々な方法を習得。食と香りをテーマに体質に合ったライフスタイル=「養生」という独自のメソッドで多くの人の健康サポートをしている松田先生に、ダイエットの根本である『健康』等についてのアドバイスをいただきます。

生姜だけじゃない!?あっため食材で代謝アップ!

あたため食材を上手く摂り入れよう!

生姜

こんにちは!皆様いかがお過ごしでしょうか?
この記事を書いているのは10月末ですが、風もだんだんと冷たくなっていき、日に日に寒くなっていくのを感じます。
秋の深まるこの季節。身体の冷えが気になっていませんか?

冷えは万病のもとと言われています。
体温が1℃下がるだけで、免疫力が30%低下するとも言われています。
また冷えがあると血管が収縮して血行が悪くなることで代謝が下がってしまい、 やせにくい体質を作る要因になってしまいます!

じゃあしっかり身体を温めましょう!
という事で、今回は身体を温めてくれる食材選びの話です。
この時期オススメの身体を温める食材をいくつかご紹介致します。

1.生姜(しょうが)
温める食材として、最初に思い浮かぶのは生姜ではないでしょうか?

カウンセリングをしていても、冷え症なので生姜食べてます!と話してくれる方も多いです。

生姜は身体を温めてくれるだけでなく、発汗を促して発散させるはたらきもあるので、 秋冬の寒さからくる風邪にはもってこいです。
風邪の引き始めに使われることの多い葛根湯という漢方薬があるのですが、この葛根湯のなかにも実は生姜が入っています。

でも身体を温めてくれる食材は生姜だけではありません。
生姜以外の身体を温める食材も合わせてご紹介します。

2.鮭
鮭は内臓を温めて胃腸のはたらきを高めてくれる食材です。
また元気を補ってくれるので、疲れやすい人にも。

冷える方は刺身よりも石狩鍋やムニエルなど、火を通して食べるのがオススメです。身体が芯から温まりますよ。

3.クルミ
クルミは特に下半身の冷えやむくみが気になる方にオススメです。
陽気を補い、寒さに対する抵抗力をつけてくれます。
腸を潤してくれるので、便秘がちな方にも。

4.ピーマン
夏の野菜であるピーマンは身体を冷ましそうですが、実は唐辛子の仲間で、 身体を温めてくれる食材。
胃腸が冷えて調子が悪い時にもオススメです。

5.その他
他にも、ねぎやニラ、唐辛子やシナモン、ラム肉やエビなども身体を温めてくれる食材です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
もしかしたら意外な食材もあったかもしれません。

一重に冷えと言っても色々なタイプがあり、エネルギー不足の人、巡りの悪い人など原因が様々です。
今回挙げた食材も厳密に言うと身体に対するはたらきが異なります。

ですがまずは難しく考えずに、
寒い日や身体の冷えが気になる時には、なるべく身体を温める食材を選ぶ。というように普段の食卓に気軽に取り入れてみてください。

プロフィール

松田生プロフィール写真

養生コンサルタント

松田 惇まつだ じゅん

薬剤師。AEAJ認定アロマテラピーインストラクター。 薬科大学卒業後、調剤薬局勤務を経て、漢方薬局にて漢方カウンセリングに携わる。その経験の中で、病気を予防し健康に過ごすには、自分の体質を知ること、そして心身ともに自然と調和した生活を送ることが重要であると気づく。また、仕事のストレスで心のバランスを崩した時にアロマオイルに救われ、植物の香りの力の素晴らしさを実感する。それをきっかけにアロマテラピーを独学で学び始め、アロマテラピーインストラクターを取得。
現在は食と香りをテーマに体質に合ったライフスタイル=「養生」を提案するセミナーやカウンセリングを行っている。ふだん食べているもので身体は作られ、豊かな食文化は心と感性を育むという想いから、食育を通して健やかで笑顔あふれる食卓を増やしていくべく日々活動中。