ドラマ『アグリー・ベティ』の主役 アメリカ・フェレーラ

痩せた!太った!がすぐ話題になるハリウッド。
だからこそ、美しくなる方法を一番良く&いち早く知っているはず!
美しいセレブの秘訣をBe Dietロス特派員がリポート!
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アメリカ・フェレーラ
America Ferrera
アメリカ・フェレーラ

アメリカのドラマ『アグリー・ベティ』の主演で一躍大スターとなったアメリカ・フェレーラ。
仕事もファッションセンスもない冴えない女の子が、最後には素敵な女性へと変身し、キャリアも恋も手にしていくというサクセスストーリーを見事演じました。

ベティ役を演じるにあたって、シーズン中はぽっちゃり体型を維持しなければいけなかったアメリカ。

でも、実際にベティを見ているアメリカの視聴者の人たちは、決して彼女がぽっちゃりなんて思っておらず、逆に「愛らしい」という感想が多く、老若男女に人気があり、彼女の笑顔に大金の保険金が掛けられたほどでした。

彼女が他のハリウッド女優たちの様に細くない事を、アメリカ人はポジティブに受け入れられていました。
ただし、ゴシップ誌はどうしても、エミー賞等のレッドカーペットでのドレス姿の評価をする際に彼女に厳しい評価をしていました。

彼女はそんな評判を気にしていないと思っていましたが、雑誌『コスモポリタン』のインタビューで、「人々は私の事を『愛している』、『そのままのあなたが好き』と言ってくれるけど、私は心の中で『そんなにスリムでもないし、かわいくない』と思っていたの」と『アグリー・ベティ』の人気絶頂の頃の自分を分析しています。

役作りもあるけれども、元々痩せることが難しい体質というアメリカ。
そんな彼女のドラマが終わってからどのように痩せたのか?彼女のダイエットの考え方をお伝えします!

自然体が一番! 

『アグリー・ベティ』がヒットしたことを、誰よりも喜んでいたアメリカ。
というのも、どうしても世間の風潮や若い女性たちは、ハリウッド女優の骨の様な細さに憧れたり、それが美しさの前提にあることに疑問を感じてました。
ドラマの影響で若い女性たちが、見た目ではなく、より内面の輝きや何かを達成することの大事さを学んでもらえる、と考えたからです。

「今までどれだけの時間をダイエットや”人からどう見えるか?“という事に気を使って時間をかけてしまったのか・・・。自分のお尻がジーンズをはくとどう見えるか?なんてことよりも、自分の才能をどうやって伸ばすかとか、世界をよりよくするために何ができるかを考えたほうがいいのよ!」と話しています。

そんなアメリカの考え方は、ダイエットというよりも「単純に運動と食事とうまく付き合うだけよ。スーパーモデルの様に痩せたいと思わないし、自分が自然体だと感じる体型になることが大事なのよ。」

昔はジャンクフードが好きだったいうアメリカ。

どうしてもハードなスケジュールやハリウッドのストレス社会にいると、ジャンクフードばかりを食べていたそう。

アメリカは、今はヨガやハイキングをして、そのストレスを発散しています。

それによって、ジャンクフードを食べず、バランスのよい食事を摂るようになりました。

『アグリー・ベティ』を終えて9キロ痩せたという噂もあるアメリカ。
「私は”普通”であることが好きなの。だからサイズも6号か8号(日本での11号か13号)が自然だしね。」と、今では自分の体型にコンプレックスを感じていません。

アメリカは、程々に食べてドカ食いせず、健康的な体重を維持する事が重要だと感じています。
写真:©Photo by PR Photos