ゾーンダイエット

Be Diet編集部「ダイエットのまめ知識」 07 ゾーンダイエット

ハリウッドから火が付いたホルモンバランスに注目したダイエット法


ゾーンダイエット

ゾーンダイエットはアメリカから火のついたダイエット法。特に、ハリウッドスターが行っているということから、一気に世界的に広がっていきました。
生化学博士のバリー・シアーズ博士が考え出したダイエット法で、ホルモンバランスを整えることにより、健康でスリムな体を手に入れることができるというダイエット法です。
難しいカロリー計算や厳しい食事制限は必要なく、以下のルールに従えば良い、という方法なので、あっという間にアメリカで広がりました。

何をどう食べる?

”ゾーン“とは、シアーズ博士の言葉では「適切なホルモンバランス」の事。
そのホルモンバランスを適切に保つために、食事内容を炭水化物:たんぱく質:脂質=4:3:3の比率にします。
気を付けないといけないのは、この配合を崩してしまうとホルモンバランスを適度に保てないので気を付けましょう!

この背景にあるのが、インスリンの量をコントロールすることにより、脂肪を分解することができます。
シアーズ博士によるとたんぱく質:炭水化物=30:40が黄金の比率の様で、これによってインスリンがコントロールされ、”ゾーン“状態となり、痩せやすい体になっていくとの事です。約2週間ぐらい続けると体が変わってくるらしいですよ。

最近のゾーンダイエット

最近のシアーズ博士の本ではオメガ3脂肪酸を摂ることも薦めています。
オメガ3は、主にイワシ・サバ・サンマ等の青魚に含まれる油で、良く「食べるべき脂肪」として紹介されていますよね。それに加えてポリフェノールをサプリメントで摂取することも薦めています。

ちなみに、食事を4:3:3にするのって難しい!と思いますよね?
そんな人に、シアーズ博士の簡単アドバイスとして、
1、 お皿の1/3を低脂質のタンパク質(例えば、鶏肉、魚、大豆製品等)にします。注意点としては、自分の手のひらの厚さよりも料理を盛らないこと。
2、その次に、残り2/3をカラフルな炭水化物とでんぷん質ではない野菜やフルーツを盛ります。(つまり芋類はダメ)
3、最後に、ほんの少しだけ飽和脂肪、オメガ6脂肪酸を。例えば、オリーブオイル、ナッツ、グアカモ(アボガドをつぶして作る料理)

ちゃんと効果が表れているかどうかは、ご飯を食べてから4時間~6時間の集中力が続き、お腹がすかなければ正しくゾーンダイエットが行われているそうですよ。

アメリカのゾーンダイエットオフィシャルサイトはこちら(英語のみ)

(Be Diet編集部)