最新国立病院ダイエット

Be Diet編集部「ダイエットのまめ知識」 03 最新国立病院ダイエット

医療現場で推奨されたダイエット方法の改善版!


そもそも国立病院ダイエットは、病院で肥満対策のために行われる低カロリーな食事法で、毎回の食事に卵・牛乳・グレープフルーツを取り入れ、1日のカロリー摂取量を1200Kcalに抑えたものです。
医者の指導のものと行われていたものが一般に広まったのですが、このダイエット法は「すぐにやせる」「一度やせると太りにくくなる」と好評ですが、反面、極端なカロリー制限と栄養の偏りが原因で、生理不順や肌荒れなど、多数の体調トラブルが報告されていました。
そこで、糖尿病や肥満患者が病院で行っている食事療法を取り入れ、偏った栄養面を改善して低カロリーで必要な栄養が摂取できるように改善したのが最新国立病院ダイエットです。

何が変わって、どこがポイント?

卵・牛乳・グレープフルーツを、それぞれ他の食材に置き換えて、不足していた栄養素を補足してやることで栄養不足という問題をクリアしました。
●卵→鶏もも肉、レバー、まぐろ、いか、えび、豆腐などへ
●牛乳→しらす、ひじき、桜えび、オクラ、ごま、チーズなどへ
●グレープフルーツはブロッコリー、トマト、ピーマン、にんじん、かぼちゃなどへ
置き換えることで身体が必要とする栄養素を偏ることなく摂取できます。

最新国立病院ダイエットの実践方法!

方法は簡単。1日1200kcalを厳守して、2週間その食生活を続けるだけです。もちろん、間食はNGです。もしした場合はそのカロリー分を食事の量を減らすことでカバーしてください。

そして実施中に一緒に行って欲しいのは、1日に最低4回は体重を量って自己管理することです。
体重の増減を知ることで食べ方への意識改革が行えます。

そして毎日決まった時間に食事をとることを心がけましょう。きちんとカロリー消費を意識した時間帯で食事を行えば、ちゃんと消費して、残りが脂肪になるのを防げます。

このダイエット法は短期集中を意識したものですから、長期に渡って行うと栄養失調や貧血になる恐れもあります。
ですから継続したい場合でも最低でも1ヶ月以上間隔を空けて実施しするようにしてくださいね。

(Be Diet編集部)