5か月で11キロ痩せたみやびさんの方法は?

やせたい人必見!リアルダイエット体験談33

ダイエット方法は?

ダイエット

みやびさん38歳・仮名

体重

ダイエット前50キロ

ダイエット後39キロ

マイナス11キロ

ダイエット期間
5ヶ月
身長
158センチ
ダイエット方法
レコーディングダイエット+有酸素運動+ストレッチ運動

太ってしまった理由は?

「入院ダイエット」と退院後のグータラ生活・激やせからのリバウンド

病気で絶対安静の長期入院を強いられた時、2週間で筋力の衰えとともに体重が6キロも落ちました。思わぬ痩せ方に「入院ダイエットできちゃった!」と喜びました。
しかしその後 食べられるようになった時には それまでの鬱憤を晴らすかのように、病院食だけでなくお見舞いに頂いたケーキやお菓子も食べまくりました。すると身体は食べたものを全て吸収してしまい…そう、リバウンドです。

加えて入院の影響で身体を動かすのがすっかり億劫になり退院後も食っちゃ寝のグータラ三昧を続け「まぁいいか、病気だから仕方ないし今は栄養を摂って回復させる時期だし」などと都合のよい理由を付けて食べ 満腹になって寝て…。落ちた筋力のせいで何をするにも疲れてしまい更に動かず、結果 入院期間の1.5か月含め5か月間で10キロも太ってしまいました。
「入院ダイエット」を喜んだのはつかの間で、とんでもない勘違いでした。(苦笑)
また 筋力低下と共に基礎代謝が落ちて太りやすい体質に変わってしまったことも原因の一つだと思います。

ダイエットをしようと思ったきっかけは?

友人の何気ないヒトコトが恥ずかしくて

10キロも太れば入院前と比較して、誰が見ても明らかに見た目が太くなっています。 退院後 久しぶりに会った友人に「本当に病気だったの? 豪遊旅行にでも行ってたんでしょ?」とからかわれてしまいました。
友人にしてみればいつもの軽い冗談だったんだと思いますが、結構グサッときてとても恥ずかしかったです。更に お隣さんや仕事の同僚、ヘアサロンの担当者にまで同じ事を言われ恥ずかしさが増し、何より さすがにヤバいと思いました。
『病み上がり=痩せた』という誰もが持つイメージを覆していたから恥ずかしいことを言われても仕方がありません。病気にかまけて好き放題し自分に甘えた結果なので、自分が許せないという気持ちもありダイエットを決意しました。

ダイエットの方法は?

レコーディングダイエット

”ダイエット"

その1:自分の現状を知る! 体重と食べたものを記録=レコーディングダイエット

まずは恥ずかしい自分の現実を知るため、体重計に乗るのを恐れず体重測定! 「こんなにも太ってしまったんだ」ということを認識して一日三回、衣服も時刻も同条件で体重計に乗って結果を書き出していきました。
並行して食事面では単純に 摂取カロリーが消費カロリーよりも低ければ痩せられる、と考えて食事・間食問わず、例えば何気なく口にしたあめ玉1ケもスーパーで勧められた試食の餃子も、とにかく食べたものを洩れなく全てと それらのカロリーを併記して一日の総摂取カロリーを算出し、ネットで調べた基準値より少なければその日はOK、多かったら翌日は絶対抑えるようにしました。体重の増減が自分の現状を表すので減っていればダイエット順調、増えれば特に食べるものに気を付け1~2日のうちに戻せました。

振り返ってみれば 体重と食べたものを書き出すことで意外と余計なカロリーを摂っていることに気づき間食防止になりましたし、自然と食事内容がカロリー制限食になっていました。また、難しくて面倒な摂取カロリー計算より、摂ってしまったカロリーを算出するだけの手軽さも手伝って続けられました。

その2:ゆるく ゆっくり運動― ウォーキングと水泳とストレッチ

「ダイエットに運動は欠かせない」ので、まずは人並みの体力を取り戻す目的も含めてウォーキングを始めました。鼻から吸って口から吐く腹式呼吸を意識しながら、ウォーキングというよりは散歩の感覚で早朝の公園を毎日、ゆっくり30~40分歩きました。紫外線も少なく空気が新鮮で気持ちがよかったです。
体力がつき始めてからは水泳もスタート。一週間に2~3日程度、競泳より遠泳する感じでゆっくり20分泳ぎました。

「頑張る運動」ではなかったのでどちらも辛いと感じることなく、また 無理に毎日しなくてもよいと考えて運動を休む日は代わりにストレッチをしたので罪悪感のようなものはありませんでした。
そして毎晩 就寝前にもストレッチをして身体の隅々を伸ばしてから眠ると翌朝スッキリ起きられ気分よくウォーキングに出られていました。よい習慣ができたと思いますし、プール利用料金程度で特にお金がかからなかったこともよかったと思います。

モチベーションアップ(維持)の方法は?

体重が減ってゆく実感とご褒美が楽しみ!

せっかく体重を書き出すのなら、と折れ線グラフをつけました。右肩下がりを描くグラフ線は数値よりもダイエットの順調具合を実感することができ、とても大きなモチベーションの維持になりましたし、グラフをつけること自体が楽しくなりました。
また、週末のお昼ご飯だけは摂取カロリーが多くてもよい日=「ご褒美デー」と決め食べたいものを食べられるのが楽しみで、満足後は「食べてしまった」という罪悪感ではなく「また一週間頑張ろう」とモチベーションが上がりました。

今ダイエットを行っている人に応援メッセージを!

周りからたくさんコメントされることを味方につけて!

周りから「太ったよね?」などと言われるととても恥ずかしいですが、むしろその言葉こそがダイエットの原動力。たくさん言われるほど「絶対痩せる!」という決意に拍車がかかります。
そして 太ってしまった原因を振り返ると いかに不健康な生活だったかが分かります。ダイエットは悪い生活習慣を見直して健康的な日常に戻す・ヘルシーな食生活や身体を動かすことを日々のルーティーンにするのが本当の目的で、慣れてくれば自然と体重が落ちてきます。始めは面倒だったり不安に思うことがたくさんありますが、頑張った分は必ず結果になって表れます。ダイエット中も、太ったと指摘してくれた周りに会い「痩せてきたね」と言ってもらってください。不安が自信に変わります。
また リバウンドは冒頭でご説明した通りとても恐ろしいもので、結果を急いでのハードな運動や極端なカロリー制限をするよりも長い時間をかけて行う方が身体への負担が少なく、ダイエット後もリバウンドの心配がありません。わたしは5か月かけて無理なく痩せた分リバウンドせず、現在は少し体重を増やして体型を維持しています。

最後に ダイエット中もダイエット後も時々 一生懸命なご自身にご褒美をお忘れなく。「しまった、食べちゃった」でも、「おいしかった、また頑張ろう」でもあなたの健康美がアップし美意識が加速します!