雨宮先生 毎年恒例になるであろう0富士

運動指導者訪問サービスWINGSPRINT 雨宮 清貴 プロラニングトレーナー 16

雨宮先生顔写真

私たちのライフスタイルの一部になりつつあるランニング。ダイエットや健康のためにランニングをしている人も多いと思います。ご自身も100km以上のウルトラマラソンに出場したり、幅広い年代への指導を行っている雨宮先生に、ランニングをする方々に向けてのアドバイスをいただきます!

衝撃の銀メダル

見事なバトンパスの技術

こんにちは。宇宙一ランニングを愛するプロランニングトレーナーの雨宮です。
先月は、リオオリンピックが行われていましたね。
日本も多くのメダルを獲得したわけですが、自分の中で1番衝撃的だったのが、陸上男子400mリレーの銀メダルです。

山縣選手、飯塚選手、桐生選手、ケンブリッジ選手の史上最強メンバーで予選からアジア記録を更新。決勝では、さらに記録を更新して見事に銀メダルを獲得しました。
真っ向勝負でアメリカにも勝ってしまいました。

記憶が正しければ、2001年から日本チームの主流となったアンダーハンドパス(バトンを下から受け渡す)ですが、バトンパスの技術と個人の走力が上がり、今回の結果に繋がったのではないでしょうか?
2020年の東京オリンピックでは金メダルですね!!

毎年恒例になるであろう0富士

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日本のリレーチームがメダルを獲得していた時、私もちょっとした戦いに挑んでいました。
昨年のこの時期も同じような事を書いた気がするのですが、海から富士山の山頂を目指す0富士を今年も行いました。

昨年は、田子の浦漁港から山頂に行き、帰りは山梨方面の5合目まで下りたのですが、今年は田子の浦漁港から山頂に行き、再び漁港に戻ってくるコースです。
本来であれば3泊4日で行うコースですが、仕事の都合もあるので制限は24時間でした。

今回のメンバーも、100㎞マラソンやアイアンマンレースを完走している強者揃いでした。
そして、最初から急な坂道が続くのですが、みんな負けず嫌いなのか分かりませんが、誰も『休憩を入れよう。』とは言いませんでした(笑)
言ったら負けになるような暗黙のルールはありましたね。

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かなりの激坂を、弱音も吐かずにひたすら登り続けました。
昨年よりも圧倒的に速いペースで進み、スタートから8時間ほどで5合目に到着。

しかし、この日はずっと雨が降り続いていたのと、それ以上に風が強くかなり危険な状態でした。
まるで台風ですね。

他の登山客も8合目までで帰ってくる方が殆どだというのを聞きました。

このまま山頂まで行けたとしても、今回の装備では5合目まで帰って来るのが限界だろうと判断。
山頂から5合目まで下りてバスを使うくらいなら、今回はこのまま海まで帰ったほうが良いのではないかということになり(そのほうがキツイルートなので)下っていきました。

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帰りは少しだけルートを変え、トレイルを走ったり、何故か鉄棒を発見したりと楽しかったですね。
雨が降り続く中走ったので、巨大な水ぶくれが5つ出来てしまいましたが、それもまた良い思い出です(笑)
来年は、メンバーを増やしてやりたいですね。

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距離:約90㎞
消費カロリー:約8000kcal(おにぎり40個分)
到着までの時間:18時間30分

プロフィール

雨宮先生プロフィール写真

運動指導者訪問サービスWINGSPRINT / プロランニングトレーナー

雨宮 清貴あめみや きよたか

ランニングコーチとして、マスターズ陸上選手、市民ランナーのトレーニング指導を担当。その他に、子供への走り方指導等、幅広い年代に対し指導を行う。自らも、100㎞以上のウルトラマラソン、トレイルレースに出場し、競技者には、より実践に近い形で指導を行っている。
ホームページ(http://wingsprint.net/)