富田先生 五行学説 その⑦ 

ASK代表 富田 あすか 先生 29

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あなたに合わせた世界に一つしかない漢方茶エイジアハーバルティー協会の代表である富田先生。カウンセリングをしながら今その方に一番必要なお茶を配合しながら、内側からクライアントのケアをしています。そんな先生にダイエットや健康のことについてアドバイスをいただきます!

五行学説 その⑦ 

「氣・血・水」について

富田先生

身体を分析するポイント最後は、「氣・血・水」です。
氣・血(けつ)・水とは、身体を構成している物質のことです。
この3つのバランスが良いのが中庸の状態です。

しかしながら、何らかの影響で、この3つのバランスが崩れた時に、不調が出てきます。
氣・血・水は少なすぎても、多すぎてもダメなのです。
そして、身体全体に巡っていないといけないのです。
この、多すぎや少なすぎ、巡っていないという状況が身体の不調を作り出しています。

この氣・血・水は鍋に例えます。
火にかかっている鍋を想像して下さい。
鍋の中には水が入ってます。
火にかかっているので、鍋の中の水は熱されて程よく蒸気が上がっています。

火=血
水=水
蒸気=気
とします。
程よい火加減で程よく水が熱されていて、程よく蒸気が上がっている状態が中庸です。
このような身体は健康で、症状はありません。

もし、火が弱火で力がなかったら、お水は熱されず鍋に多く入ったままです。
水が熱されないので、蒸気もあがりません。

これを身体の状態に例えると、火が弱いので、熱が発せられません。
そうすると、身体が冷えます。
お水は熱せられず、たっぷりと鍋の中に入ったままです。
水が過剰にある状態、つまりむくんでいる状態です。
そして、蒸気が上がらない状態、つまり、氣がない状態です。
氣がないということは、「元氣」も「やる気」もなく、根気もありません。
強気にもなれないですよね。
エネルギーが不足して力が出ない状態です。

逆もあります。
火加減が強すぎるということは、熱が過剰ですので、炎症として現れます。
お水は沸騰してほとんどない状態になります。
つまり、体内の水分がない状態。
枯渇しているので、乾燥症状があらわれます。
蒸気は鍋の蓋が飛ぶ勢いでぼうぼうしています。
氣が上に上に過剰に上がっているということは、興奮状態にあるという事です。
交感神経が優位になっているので、眠りが浅い、寝つきが悪いなどの不眠症状がでたり、頭痛などの症状がでたりします。

どちらもバランスの悪い状態です。
この氣・血・水のバランスはとても大事なのです。
そして、この氣・血・水のバランスが悪いということは、もちろん五行や陰陽のバランスも悪いということになります。

健康を維持するというのは、私たちの身体にある、それぞれのパワーのバランスがとても良いということです。

中庸であること。

これを意識すれば、健康を維持できるということになります。

プロフィール

富田先生先生プロフィール写真

ASK代表、あなたに合わせた世界に一つしかない漢方茶エイジアハーバルティー協会代表、エイジアハーバルティーカウンセラー、メンタルケア心理専門士、漢方茶マイスター協会専任講師

富田 あすかとみた あすか

私自身が30代の頃、心も体もボロボロになったことをきっかけに、真の健康な心と身体を手に入れたいと心理学と中医学を学びました。学べば学ぶほど、心と身体は切っても切り離せない関係だと強く感じるようになりました。
「今、自分の状況、環境、身体、思考、行動すべては自分がつくりだしている。だから、いくらでも自分で変えられる。」それを少しでも多くの皆様に伝えたくてカウンセラーになりました。ご縁がある方々のお役に立ちたい。そんな思いで日々取り組んでおります。
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