1か月の間で肌のお手入れ方法を変える

魔法の手をもつエステティシャン KUMIKO 先生 15

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ダイエットをして体は痩せてきても、顔がふっくらしているとどうしても全体的に太っているような印象になりますよね?ご自身の顔がダイエットしても痩せない経験から、小顔にする方法をマスターしたKUMIKO先生。エステティシャンと小顔マスターという両方の技術を持つ先生にダイエット、小顔、美肌についてのアドバイスをいただきます!

1か月の間で肌のお手入れ方法を変える

美人への近道

顔

もし、たった1枚とても高価なパックがあったとしたら、1ヶ月の中でいつ使うのが効果的でしょう?

多くの女性は、普段から、肌の調子が良い時期と悪い時期があるのをご存知でしょう。
肌は、「エストロゲン」と「プロゲステロン」という二つのホルモンの関係で、調子が変わります。

一般的に、「エストロゲン」は美人ホルモン、「プロゲステロン」はブスホルモンとも言われています。
「エストロゲン」は肌の弾力やハリの元であるコラーゲンを生成し、肌に潤いを与えるホルモンです。反対に、「プロゲステロン」は皮脂の分泌を増やしメラニンの産生を活発にしますので、肌にニキビができやすくくすみがちにしてしまうホルモンです。

この二つのホルモンは、排卵日を境に「エストロゲン」よりも「プロゲステロン」が増えるので、月経の前には特に肌の不調を感じる女性が多いのも当然でしょう。

美肌を保つコツは、この二つのホルモンを知り、1ヶ月の間でお肌のお手入れ方法を工夫することです。
女性は、月に1度月経があります。それを目安にお手入れをするのが大事ですが、ここで間違えてはいけないのが、肌の調子が良い時と悪い時のお手入れ方法です。

「今日は肌の調子が悪いから、高価な美容液をつけよう。クリームをたっぷり塗り込もう。」
こんな風に思いがちですが、実はそれは反対です。

美肌を作るためには、月経後約2週間の排卵日までの肌の調子が良い時期にこそ効果の高いパックや美容液をしっかりと使うことが重要です。

エストロゲンの分泌量が多いこの時期は、コラーゲンの生成など活発に行います。
その間に、肌に有効な成分を入れ込むことで、素肌はきれいに整うでしょう。

また、排卵日から月経までの約2週間は、皮脂の分泌量などが多いため、油分の多いクリームなどは量を減らしてシンプルなケアをすることで肌への余計な負担を減らすことができます。
この様に、一か月の中でお手入れ方法をかえるだけで、今使っている化粧品を最大限活用できて、肌は少しずつ本来の力をとり戻していきます。

これ、実はダイエットも同じ周期で考えるのが大事です。
「エストロゲン」が美人ホルモンと呼ばれるもう一つの理由に、このホルモンがでている間は痩せやすい時期とも言われています。
新陳代謝が活発になり、身体についた脂肪も燃えやすいので、理想的な身体に近づきます。反対に、「プロゲステロン」は身体に溜め込む力を促進しますのでなんだかお腹周りがブヨブヨするなど身体もブスになっているかも知れません。

お肌や身体の1ヶ月のサイクルを理解していると、なんだか最近痩せにくい、化粧水をつけても以前ほど毛穴がしまらないなどがあっても、気にせずに状態にあった生活やお手入れをするとストレスなく過ごすことができて美人の近道です。

プロフィール

KUMIKO先生プロフィール写真

フェイシャルエステサロンNHS代表、セルフ小顔マスター

魔法の手をもつエステティシャン KUMIKO KUMIKO

表参道・外苑前から徒歩10分の所にエステサロンを運営。アレルギーなど自身の肌トラブルを克服し、1500人以上のカウンセリング実績を基に多くの「すっぴん美人」を輩出。最近では、太っていないのに顔だけが丸く垂れてしまったという自身の経験から、自分で簡単に小顔にできるメソッドを開発。企業とタイアップし100人規模のセミナーなどを各地で開催中。サロン以外にも、スクール、セミナー、コンサルティングなど幅広く事業を手掛ける。雑誌、新聞、ラジオJ-WAVE、TVなど他多数のメディアにて活躍中。
ホームページ(http://www.facial-nhs.jp/)