KUMIKO先生 副交感神経の話

魔法の手をもつエステティシャン KUMIKO 先生 14

KUMIKO先生顔写真

ダイエットをして体は痩せてきても、顔がふっくらしているとどうしても全体的に太っているような印象になりますよね?ご自身の顔がダイエットしても痩せない経験から、小顔にする方法をマスターしたKUMIKO先生。エステティシャンと小顔マスターという両方の技術を持つ先生にダイエット、小顔、美肌についてのアドバイスをいただきます!

副交感神経の話

ダイエットにも効果的

顔

朝の寝覚めが悪い日、鏡の前に立って「目元のクマ・くすんだ顔色・むくんでパンパンな顔」を見るだけで気持ちがどっと疲れませんか?
さあ今日も一日頑張ろう。そんな思いはなかなか沸いてこないかも知れません。
疲れがたまっている状態は、顔の見た目ももちろんですが、代謝が下がりダイエットの妨げにもなります。

寝ても寝ても疲れが取れない原因に、交感神経と副交感神経の働きがあります。
人は昼間に活動をしているときは、交感神経優位の状態にありますが、寝ている間はこれが逆転し副交感神経が優位になっています。

交換神経が優位の状態というのは、電源スイッチがオンになっているようなもの。
緊張・不安・焦り・恐怖などストレスを感じている時です。交換神経が優位になっていると血管が緊張して血液の流れが悪くなっているので、目元のクマやくすみなど顔にもはっきりと、疲れが出てしまいます。

反対に、副交感神経が優位の状態はリラックスモードの時。副交感神経が優位になると、血流・免疫力・抗酸化力がアップし、筋肉などもほぐれやすいので、ダイエット効果も期待できます。

ところが、現代人の多くは、普段からスイッチが入りっぱなしで交換神経優位の状態が続いています。そこで、どんどんと老化が進み見た目も衰えてゆくのです。

副交感神経を高めるには?

お風呂

それでは、副交感神経を高めるにはどうしたら良いでしょうか?
ストレスをためない生活をするのが一番良いのですが、そうは言ってもストレスはたまります。

そこで生活の中で簡単に取り入れられるのが、腹式呼吸とお風呂にはいること。
腹式呼吸は、鼻呼吸であれば自然とできています。
ところが、最近では口呼吸の人も増えてきていますから、意識していつもより大きく鼻から息を吸い口から吐くようにしてみましょう。鼻から吸う:口から吐く=1:2になるようにお腹をふくらませてから、お腹をへこませるのをゆっくり繰り替えしてみてください。

また、お風呂もそうです。
シャワーですませてしまう人が多いですが、こちらもしっかりとお風呂に入る習慣を作りましょう。38~40度のぬるま湯に、10分~15分程度つかることによってリラックス効果が高まります。
ただし、入浴後すぐに布団に入るのは避けましょう。身体の深部の体温が高いと逆に寝つけません。お風呂に入って体温を上げて、徐々に体が冷えていくことで副交感神経は優位になりやすいです。

他には、ごはんを食べる時は、しっかり噛んでゆっくり食べる。こんなことからでも、副交感神経は高まります。

副交感神経が高まることで、血流が良くなり美肌や見た目の若々しさはもちろん、代謝があがることによりダイエットなど様々な美容効果に繋がりますので是非意識してみてください。

プロフィール

KUMIKO先生プロフィール写真

フェイシャルエステサロンNHS代表、セルフ小顔マスター

魔法の手をもつエステティシャン KUMIKO KUMIKO

表参道・外苑前から徒歩10分の所にエステサロンを運営。アレルギーなど自身の肌トラブルを克服し、1500人以上のカウンセリング実績を基に多くの「すっぴん美人」を輩出。最近では、太っていないのに顔だけが丸く垂れてしまったという自身の経験から、自分で簡単に小顔にできるメソッドを開発。企業とタイアップし100人規模のセミナーなどを各地で開催中。サロン以外にも、スクール、セミナー、コンサルティングなど幅広く事業を手掛ける。雑誌、新聞、ラジオJ-WAVE、TVなど他多数のメディアにて活躍中。
ホームページ(http://www.facial-nhs.jp/)