KUMIKO先生 顔のタルミをつくらない方法

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ダイエットをして体は痩せてきても、顔がふっくらしているとどうしても全体的に太っているような印象になりますよね?ご自身の顔がダイエットしても痩せない経験から、小顔にする方法をマスターしたKUMIKO先生。エステティシャンと小顔マスターという両方の技術を持つ先生にダイエット、小顔、美肌についてのアドバイスをいただきます!

顔のタルミをつくらない方法

紫外線からのUVケア編

太陽

見た目が老けてしまう最大の原因に「光老化」というのがあるのをご存じですか?
「光老化は」、紫外線によって、お肌が老化してしまう現象です。

ちょっと思い描いてみて下さい。
農作業をしていて、いつも紫外線に晒されている女性の肌。もしかしたら、真黒でおでこや目じりに深いシワが刻まれていませんか?

これは、紫外線の影響で、お肌の奥深くにあり若さを保つ真皮層がボロボロになるからなのです。
例えば、北海道の60代の女性と沖縄の60代の女性では、見た目年齢が10歳は違うなんてことも言われています。

光老化を防ぐために一番簡単なのは、日々UVケアをすることです。
紫外線には、UVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)の2種類があります。
簡単に違いをお伝えすると、UVAはお肌の奥の真皮層まで影響を与えるもので、UVBはお肌の表面に影響を与えるものです。

つまり、UVAをたくさん浴びるとタルミやシワに、UVBをたくさん浴びるとシミになりやすいでしょう。
更に、UVAは、1年中を通して降り注ぐ紫外線で、UVBは、4月に増えだし7月・8月をピークに9月くらいまで量の多い紫外線です。

UVケアをする際に、気にかけて欲しいのが、SPFとPAの表記です。
SPFはUVBから、PAはUVAから肌を守る指標です。

例えば、ダイエットをしたら、顔のタルミだけが残ってしまった。
そんな方がいるかも知れません。
ダイエットのために、ランニングやエクササイズで頻繁に外に出てUVケアをきちんとしなければ、シミだけではなく顔のタルミはひどくなる一方です。
汗をかいたりもしますから、こまめに日焼け止めなどを塗り直すのも大事です。

中でもUVAは、一年中を通して比較的同じ量が降り注ぎ、家の中でもガラス窓を通り抜けてしまいます。
毎日のお手入れに日焼け止めや、日焼け止め効果のあるお粉や下地は欠かせないですね。

日焼け止めは、一年中使って頂きたいのですが、お悩みや時期によって違うものを使いましょう。
SPFの数字が高い物は、4月~9月の間で、シミが気になる方むけです。
PA+の数が多い物は、シワやタルミがきになる方むけです。

せっかくダイエットをしても、顔のタルミが出てしまっていては、痩せても見た目は太って見えるかも知れません。
まずは、タルミが出ないように「光老化」を気にかけてみて下さい。

次回は、紫外線に負けない肌作りのための食べ物のお話をしていきます。

プロフィール

KUMIKO先生プロフィール写真

フェイシャルエステサロンNHS代表、セルフ小顔マスター

魔法の手をもつエステティシャン KUMIKO KUMIKO

表参道・外苑前から徒歩10分の所にエステサロンを運営。アレルギーなど自身の肌トラブルを克服し、1500人以上のカウンセリング実績を基に多くの「すっぴん美人」を輩出。最近では、太っていないのに顔だけが丸く垂れてしまったという自身の経験から、自分で簡単に小顔にできるメソッドを開発。企業とタイアップし100人規模のセミナーなどを各地で開催中。サロン以外にも、スクール、セミナー、コンサルティングなど幅広く事業を手掛ける。雑誌、新聞、ラジオJ-WAVE、TVなど他多数のメディアにて活躍中。
ホームページ(http://www.facial-nhs.jp/)