坪田先生 心と体はつながっている

オフィスを笑顔に変える心理セラピスト 坪田 圭介 心理セラピスト 03

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ダイエットと心の状態というのは密接な関係があります。例えば仕事のストレスが溜まってしまうとドカ食いしてしまったり、逆に何も食べられない人も。人によってストレスの解消法は違えど、心と体はつながっていますよね。心理カウンセラーの坪田先生に、心のビタミンになるアドバイスをいただきます!

心と体はつながっている

心で感じていることが、体の感覚となって現れる

心と体はつながっています。
例えば、心と体のつながりを表している言葉は、世の東西や言葉の違いを問わずたくさんあります。

「上司の言葉に耳が痛い。」
「彼女の提案は飲み込めない。」
「彼は腹が座っている。」
などなど...

これらの言葉はどれも心で感じていることが、体の感覚となって現れることを示しています。また心と体はつながっているので、心の中で感じていることをずっと抑えて貯めこんでいると、本当に体の反応となって現われる場合もあります。

例えば、お姑さんの小言に精神的に追い詰められて、小言をもう聞きたくないとずっと思っていると、頭痛がしてきたり、あるいは耳が聞こえなくなってしまったり...

上司の言うことを納得の行かないまま、すべて鵜呑みにして飲み込んでいると、胸焼けがしてきて、吐き気がしてきたりということが起こってしまいます。
体は「もうこれ以上、お姑さんの小言は聞けませんよ。」あるいは「上司の言っていることを飲み込み続けるのをやめて、吐き出さないと体を壊してしまいますよ。」と体の反応でメッセージを送っているのです。

食べ過ぎてしまう心理

またダイエットに関係することで言うと、心のさみしさをずっと我慢して抑え込んでいると、それが食べ過ぎという形で現れてしまう場合があります。

例えば、友達や恋人のふとした冷たいしぐさに傷ついて、心がさみしい気持ちになった時に、心は愛情で満たされたいと願います。
しかし身近に愛情をすぐに満たしてくれる人がいるとは限りません。そんなとき、心は心を満たせない代わりに、お腹を満たすということをし始めます。

心のさみしさを埋めるために、食べ物で体を満たそうとしてしまうのです。
しかし食べ物で一時的に心のさみしさを埋めることはできても、根本的な心のさみしさが満たされていないと、食べ過ぎを何度も繰り返すということになってしまいます。

過食症と呼ばれる食べ過ぎを何度も繰り返す症状に苦しんでいる人は、自分はいつか誰からも見放されて、一人ぼっちになってしまうのではないか?という、「見捨てられ不安」と「心のさみしさ」を、幼いころからずっと抱えている場合があります。

心のメッセージに気づく

心と体はつながっています。
体がアラームを上げている時、ちょっと変だな?と思った時、その気持を紙に書き出したり、誰か人に聞いてもらったりして、「体はどんなメッセージを送っているんだろう?」と意識を向けて、そのメッセージにぜひ気づいてあげてください。
心のメッセージに気づくことが、新しい選択をして自分の心を自由にする第一歩となります。

次回以降も、自分自身の無意識と上手にお付き合いする方法について、詳しく説明していきます♪

また次回をお楽しみに!

プロフィール

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笑顔に変える心理セラピスト

心理カウンセラー 坪田 圭介 つぼた けいすけ

人間関係に悩む社会人を中心に、NLP心理学、コーチング、ゲシュタルト心理療法をベースにした独自のカウンセリングメソッドを提供し、人間関係解決のサポートを行う。また、カードを見て感じたインスピレーションをきっかけに、自分の潜在意識から目標達成のためのヒントが得られる独自のカードカウンセリングを提供し、幅広い年代の支持を得ている。人間関係で悩む人をサポートし、その人が真に幸せな人生をおくるために貢献することをミッションとして、精力的に活動中。
ホームページ( http://profile.ameba.jp/natural-relief/ )