坪田先生 食べ過ぎを防ぐには?

オフィスを笑顔に変える心理セラピスト 坪田 圭介 心理セラピスト 02

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ダイエットと心の状態というのは密接な関係があります。例えば仕事のストレスが溜まってしまうとドカ食いしてしまったり、逆に何も食べられない人も。人によってストレスの解消法は違えど、心と体はつながっていますよね。心理カウンセラーの坪田先生に、心のビタミンになるアドバイスをいただきます!

つい食べ過ぎてしまうのは?

甘いものをついつい食べ過ぎて・・・

みなさんは甘いモノやお菓子をついつい食べ過ぎてしまう、そんな経験はないでしょうか?
間食や夜食は体に良くないし、食べ過ぎると太ってしまうのは自分ではよく分かっているつもり...

それでもなぜか気が付くと、食べ過ぎてしまう自分がいる。
こんな風になぜかついつい食べ過ぎてしまうのは、どうしてなのでしょうか?
食べ過ぎてしまう時、実は体が栄養を必要としているのではなくて、 食べることで無意識に心が何かを満たそうとしている場合があります。

自分自身に気づく

それでは、食べ過ぎをやめるためにはどうしたらいいのでしょうか?

人は自分自身の無意識について、よく知っているようでいて実はあまりよく分かっていません。

もし食べ過ぎてしまうことを無意識に繰り返しているとしたら、自分自身の無意識の中で何が起きているかに気づく必要があります。
自分自身の無意識の行動に気づく方法の一つとして、一日の中で「起きたこと」、「食べたもの」、そして「その時の気持ち」について、ノートに記録をつけていくという方法があります。

数日間ノートをつけて、あとでノートを見返してみると、どんなときに食べ過ぎてしまうのか、また食べ過ぎが起きる前にどんなことが起きているか、自分自身の無意識の傾向に気づくことができるでしょう。
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例えば...
・上司に怒られてストレスがたまっている時に、食べ過ぎてしまう
・自分自身や他の人に腹を立てている時に、食べ過ぎてしまう
・自分がダメだなあ...と感じた時に、食べ過ぎてしまう
・さみしい気持ちになってしまった時に、食べ過ぎてしまう
...といったことに気づくことができるかもしれません。

また、どういうことをしている時に食べ過ぎずに済んだか、どういう行動がきっかけで食べ過ぎてしまうのかなど、ノートをつけることで自分自身の「勝ちパターン」と「負けパターン」に気づくことができるかもしれません。

「勝ちパターン」は友達に話を聞いてもらうとか、好きな音楽を聞いてリラックスするとか、通勤のついでにちょっと寄り道して散歩をするとか、実は意外に簡単なことかもしれません。

自分の「負けパターン」と「勝ちパターン」、に気づいたら、「負けパターン」を避けて、「勝ちパターン」を増やしていくと、自然に食べ過ぎを減らしていくことができます。

ノートをつけて、食べ過ぎを起こしてしまう自分の気持ちに気づいてあげるだけでも、きっと気持ちが落ち着いて、新しい変化が訪れることでしょう。
ぜひみなさん試してみてくださいね。

次回以降も、自分自身の無意識と上手にお付き合いする方法について、詳しく説明していきます♪

また次回をお楽しみに!

プロフィール

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笑顔に変える心理セラピスト

心理カウンセラー 坪田 圭介 つぼた けいすけ

人間関係に悩む社会人を中心に、NLP心理学、コーチング、ゲシュタルト心理療法をベースにした独自のカウンセリングメソッドを提供し、人間関係解決のサポートを行う。また、カードを見て感じたインスピレーションをきっかけに、自分の潜在意識から目標達成のためのヒントが得られる独自のカードカウンセリングを提供し、幅広い年代の支持を得ている。人間関係で悩む人をサポートし、その人が真に幸せな人生をおくるために貢献することをミッションとして、精力的に活動中。
ホームページ( http://profile.ameba.jp/natural-relief/ )